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マッチ箱アート展

 

「マッチ箱アート展Vol.6」という展覧会に行ってきました。会場は青山のオーパ・ギャラリー。様々なデザイン・趣向のマッチ箱が、壁一面にぎっしりと飾られていました。参加したアーチストはなんと107名! 今回で6回目になるそうで、最初は30名ほどの有志でスタートしたのが、年追う毎に参加者が増えていってるそうです。

マッチは展示だけでなく販売しています。人気のあるものはすぐになくなってしまうということで、そう聞かされるとますます物欲を刺激されてしまいます。でも本当に可愛らしい、素敵なものばかり。かなりツボにはまるものもあったり。欲しいものたくさんあったのですが一生懸命我慢して、でも結局3000円くらい散財してしまいました。

写真左は、イラストレーター&絵本作家の吉田稔美さんの作品。右のかごに入ってるのが私の物色中の品々。とても可愛いイラストの井上コトリさん、消しゴムスタンプを仕込んだ柏瀬乃里子さん、ロシア絵本のような素朴な色合いの中井絵津子さん、などなど。

マッチという一見地味な素材がこんなにも美しく生まれ変わるなんて。楽しいですよね。一昔前は、誰にとっても身近だったマッチ。たくさんの物語の中で大事な役回りをしてきたマッチ。情報を載せるメディアともなり、表現の素材ともなり得るマッチ——。マッチの楽しさや有用性、もう一度見直してみたいですね。こういうちいさなものに創意を尽くしたものって、私は大好きです。「美は細部にこそ宿る」って、私はずっと信じてるので。

オリジナルのマッチ箱、私もつくってみたくなりました。