巨大な文化科学宮殿を迂回しつつ、市街地の中心部を目指していたつもりがなぜか工事中だらけの裏通りに来てしまって焦りましたが・・・どうにか軌道修正してメインストリートとなる「新世界通り」に辿り着きました。
メインの通りに抜け出たのは、ちょうど「聖十字架教会」があるところ。「聖十字架教会」はショパンの心臓が保管されてることで有名。少し歩くとワルシャワ大学の立派な門が見えました。構内に入ってみたかったのですが、この日は時間がないので外から眺めるだけ。
ワルシャワ大学の辺りを境に、そこから北側は「クラクフ郊外通り」と名称が変わります。その先をずっと歩いて行くとワルシャワ旧市街。
この日は日曜日だったので、街の中心部を外れた場所は人気がなくて寂しい感じでしたが、さすがに街のメインストリートまで来ると大勢の観光客で賑わっています。曇りがちな天気でしたが、ときおり陽が差すと街全体がにわかに輝き始めます。
クラクフ郊外通りに入ると、通りには様々なショップが立ち並んでいます。ふと、オープンテラスの店先にキッコーマンの醤油ボトルに出会ってびっくり。。ポーランドでも寿司が大人気のようです。よく見るとヘンテコな寿司ではありますが・・・(^^;)
そして、とても美味しそうな人気のパン屋さんを発見。
ホテルを出てから、すでにかなりの距離を歩いていたので、この店のオープンテラスでちょっと休憩。とても人気の店のようで、店内は客で混み合っていてなかなか注文を聞いてもらえなくて大変でしたが、そこは負けずに前へ出て目当てのパンを注文。
パン生地がかなりしっかりして(噛みごたえがあるという感じ)、麦の風味が豊か。とても美味しいパン。ポーランドのパンはどこで食べても、みんな美味しかった。
ワルシャワの街には雀たちがたくさんいて、人のすぐ近くまでやってきます。私たちが食べてる時も、テーブルに乗っかって目の前まで近づいてきたり。もちろんお目当てはこの美味しいパンのおこぼれ。その図々しさがまた愛らしい。
カフェテラスのすぐ向かいにあった教会に入ってみました。建物の外観はシンプルな印象でしたが、内部は荘厳な美しさ。ここは聖アンナ教会。建立は15世紀に遡り、ワルシャワでもっとも古い教会のひとつ。
たまたま最初に入った教会でしたが、聖アンナ教会はポーランド全体でもとても重要な教会と位置付けられているそうです。パイプオルガンの造形も見事でした。
旧市街の入口となる王宮前広場。左にそびえる像は、首都をワルシャワへと導いたジグムント3世。右の巨大な建物が旧王宮。現在は博物館になっています。
広場は大勢の観光客、大道芸人、着ぐるみの客引き、ミュージシャン、遊覧の馬車などで賑わっていました。ついにポーランドに来たんだなぁ・・・という実感が湧き上がってきました♪
広場の端っこには、なぜかひとりぼっちのプーさん。おつかれのご様子でした。。
さて、ここから先がいよいよワルシャワの旧市街です。