思いがけず「高砂」に長居してしまったけど、まだまだ夜はこれから。午前中に歩いて気になった怪しい横丁に行ってみることにしました。
あとで調べてみたら、ここは「金沢中央味食街」とよばれている横丁なのだそうです。バラックのような造りの味のある飲み屋が、20件ほど並んでいます。
いや、それにしても、何の前情報もなく飛び込みでこの辺りの飲み屋に入るのは、なかなか勇気がいりました。。。(^^;) さんざん迷った挙句、自分の勘だけを頼りに、適当に選んだ小料理屋に入ってみることに。カウンターだけ6席の小さなお店。「いらっしゃい」と言ってくれた女将さんの優しい笑顔を見たら、安心して腰を落ち着けることができました。
料理はおまかせ。どれも丁寧に作りこんだ料理で、なかでも豚足がとても食べ応えあって美味しかった。隣に座った常連さん(金沢美人さん)との話も楽しかったし。値段も意外にリーズナブル。とてもいい店でした。
なぜかこの横丁を歩いてる人まで、昭和な空気感が漂ってるように見えるから不思議。。
「金沢中央味食街」は、見た目が怪しい感じだけど、観光客相手にぼったりすることのない良心的な店ばかりなのだそうです。片町を歩くことあったら、ぜひこの横丁の飲み屋に飛び込みで入ってみてください。
金沢おでんと金沢中央味食街の小料理屋で、たらふく食べて飲んだので、そこで打ち止めにすればいいのだけど・・・飲み屋街を歩いているとつい寄り道したくなります。。。この日は日曜日ということで、片町新天地の飲み屋は閉まってる店が多かったのが残念。狙っていたお店も閉まってました。
さてどうしようかとぶらぶら歩いていたら、ふと「たこ焼」と書かれた赤提灯に足が止まりました。見た目はおそらくBARなんだけど、たこやき屋??・・・気になるので入ってみました。
低い天井の入り口をくぐると、カウンター5〜6席程度の小さなスペース。つまみのメニューはたこ焼きのみ! その潔さに感心してしまう。。。
置いてる酒は主に焼酎。銘柄の品揃えが特に多いわけではないけれど、セレクションのセンスがいいと感じました。私が選んだのは「錫釜(すずがま)」。はじめて飲みましたが、芳醇で深みがあってかなり旨い焼酎♪
肝心のたこ焼きも素晴らしく美味しかった。ふわふわクリーミーな食感に仕上がっていて、喩えようがなく独特な味わい。店主のオリジナルで、自分好みで作っていたらこうなったんだとか。テイクアウトだけの客も多く、固定ファンも多いようです。店主はスキンヘッドの出で立ちで、最初は怖い人かと思ったけど、とても温和で人当たりがいい。このお店もまた機会あれば再訪したい。
新天地の「遊楽寺」というお店。→kanazawa-shintenchi.com/yurakuji.html
この夜飲んだお店はどれもみんな料理美味しくて、居心地よくって、また行きたいお店ばかり。こまったな。またすぐにでも金沢行きたくなってしまう。。(^^;)