近江町〜尾張町〜主計町と歩いて、その先のひがし茶屋街へ。言わずと知れた観光スポットですが、やっぱり「いかにも金沢!」って風景も今回は見ておきたくって。
にし茶屋街があんなだったので・・・(苦笑)、正直なところあまり期待してなかったのですが、ひがし茶屋街の景観は見事! もちろん新しく手入れしてる部分がたくさんあるのでしょうけど、今もこうして美しい景観を維持しているのは素晴らしいことだと思う。
華やかな和服の人がいてくれると、いっそう景観を美しく引き立てますね。。(^-^)
ひがし茶屋街には老舗の和菓子屋や工芸品を扱ってる店舗など、魅力的な店がいろいろ。その中の一軒、ひがしやま酒楽という酒屋さんでは石川の銘酒を一杯500円で飲めるカウンターがありました。もちろん、一杯だけでは止まりませんが。。
アンティーク屋さんの素敵な看板。こういうものも不思議に調和してました。古いものを保存しただけの張りぼてのような街ではなく、新しいものや多様な文化と混ざり合ったりしながら、生きている街として受け継がれていくといいなって思います。
ひがし茶屋街を満喫したので、また元来た道を戻って香林坊方面へと歩きました。金沢は市街地を巡回するバスが頻繁に走っているのですが、歩いた方がいろんな発見もあって楽しいので。
路地を歩いていて見かけた民家。窓枠などの形にモダンな様式が交じってて面白い。
尾張町の一角にある「旧三田商店」。正面の装飾がなかなか立派。たまたま通りかかって写真撮っておきましたが、昭和初期建てられた西洋建築で、市の指定保存建造物に指定されているそうです。
ふと軒先に庚申さんが。。奈良や京都の路地歩いてるとときどき見かけますが、金沢でもこの庚申さんを魔除けとする風習があるのでしょうかね?
香林坊まで戻ってきた頃は、さすがに歩き疲れたので一休み。実はこのとき右足を痛めていていて、歩くのに不自由していたのですが、結局この一日で3万歩近く歩いていました・・・(^^;) 楽しいことのためなら、人間って底知れない力が湧き出るものなんですね〜。
今回は行けなかったけど、地元の方がオススメしてくれたお店。「魚焼 いたる」と「更科 藤井」。いつか必ず行ってみたい。
21世紀美術館に着いた頃は、もうすっかり夕闇に包まれていました。三連休ということで、何か催しがあったのでしょう。21世紀美術館の広場には、大勢の家族と子供たちの姿。ライティングされた木工のオブジェが無造作に並んでいて、子供達がその上に乗っかって、歩き回って遊んでる光景が素敵でした。