上賀茂神社の次に向かったのは下鴨神社。上賀茂神社から南側に少し下った先にあります。自転車で10分くらいだったかな。。
下鴨神社の正式名称は「賀茂御祖(かもみおや)神社」。上賀茂神社とは「加茂」と「鴨」とで字が違いますが、どちらも古代の賀茂氏の氏神を祀る神社です。 上賀茂に比べると、鳥居の朱の色が鮮やか。
最初の鳥居をくぐって少し行った先にあった「さざれ石」。「君が代」に出てくるあの「さざれ石」です。よくわかりませんが、「神霊が宿る石」ということなのだそうですよ。。
下鴨神社も結婚式場として人気が高いです。境内にはたくさんの新郎新婦&参列者で混み合っていて、数珠つなぎのようになってました。
下鴨の境内はとてもきれいに整備されていて、見所たくさんあります。全体的にとても華やかな印象。上賀茂が厳かで陰影のある美しさであるのに対し、下鴨は華麗で色鮮やかな美しさ・・・という感じでしょうか。
下鴨のすぐ近くに、とても気になる団子屋を見つけました。「加茂みたらし茶屋」。前知識なかったのですが、大変人気のある有名な老舗でした。運良く少しの時間待っただけで店内に座ることができました。
そもそもこのみたらし団子は、下鴨神社が発祥の地なのだそうです。知らなかった。。御手洗池に湧き出す水の泡を形取って作られたというのがみたらし団子の始まりだったとか。
そして出てきたのがこのみたらし団子。さすがに旨い。。たれの甘さ加減が絶妙で、焼き加減もほんのり香ばしくてちょうどいい感じ。すばらしい。みたらし団子としては、これが究極なんじゃないでしょうか。
再び自転車にのって、鴨川沿いを南にくだっていたら、なにやら橋のふもとに人が集まってるので覗いてみると。。。猫達がたくさんたむろってるではありませんか♪
有名な猫スポットなんでしょうか?下鴨本通から出町柳駅に出る手前の辺りです。お近くの方、ぜひ行ってみてください。
あてどなく自転車走らせているうちに祇園四条に到着。小腹が空いてきたので、「いづう」の鯖寿司を食べに行くことに。これはもう、掛け値なしに絶品。いづうのことは京都に詳しい友人に教えていただいたのですが、それから京都に来る度にここへ通ってます。
ホテルに戻る前に少しだけ先斗町をぶらぶら。近年すっかり様子が変わってしまったと聞く先斗町ですが、観光客の身として歩いてみると、それなりに街並の風情を感じます。
ふと足下見ると、こんなかわいいうさぎたちが!うさぎをモチーフにした小物や陶器を扱ってるお店でした。
先斗町に来たのは、一年前に京都にきたとき見つけた「茶香房 長竹」というお店を再訪するためでした。お茶と甘味を楽しめるお店。
一年前に京都にきたとき、このユーモラスな虫たちの世界に思わず足が止まり、この「茶香房 長竹」に飛び込みで入ったのでした。
日本茶から中国茶まで揃っていて、とてもユニークなお人柄の店主がお茶の奥深い世界を楽しませてくれます。店主は有名な「京はやしや」にいた方で、そこから独立されたそうです。夜はお酒と食事も楽しめます。一人でぶらりとやってきても、あたたかく迎えてくれるとても素敵なお店。おすすめです!