バルト三国の旅2011(その8)〜「ラエコヤ広場」の収穫祭

古本屋やニット屋のお店に寄り道しつつ、曲がりくねった細い路地を歩いていたら、ぽっかりと大きな広場に抜けました。どこからか陽気な音楽が流れ、広場にはたくさんの露店が並び、大勢の人で賑わっていました。そこは「ラエコヤ広場」という、旧市街の中心地だったのです。

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思いがけず地元のカーニバルに遭遇したようで心が踊りました。 後で知ったのですが、この日は収穫祭のお祭りだったようです。

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あちこちの露店に楽しそうな商品が並んでいて、見たことのない食べ物もいろいろ。美味しそうなものを見つけたら、目で訴えて少しだけ試食させてもらったり。あっちのお店こっちのお店と渡り歩いていると、楽しすぎて時間を忘れます。。

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広場のステージでは、民族音楽の歌や踊りの演奏も。その横では子どもたちも楽しそうにリズムをとって踊っていました。

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これはライ麦のパン。表面は黒くなっていますが、中身は意外に柔らかくて美味しかった。しっかり食べごたえのあるパン。

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ここのビールは、ものすごく美味しかった。てっきりエストニアの地ビールと思って数本お土産に買ってみたのだけど、買い物しながらこのお店の方と少し話をしたら、なんとラトビア産(エストニアとラトビアの国境に近い地方)のビールでした。でもこのあとバルトで飲んだ数々の美味しいビールの中でも、特別に美味しいと感じたビールでした。

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露店での買い物も満喫したので、広場近くのレストランでランチをとることに。行き当たりばったり選んだ「PEPPERSACK」というお店。ガイドには載っていなかったけど、とても人気のあるレストランのようでした。

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店内は隅々まで中世風な演出をしてあって、とても素敵な雰囲気。ただ、いかにも観光客相手という感じで、「これは失敗だったかな...」思ってしまったり。でも実際に出てきた料理は、どれもとっても美味しくて大満足。

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メニューがさっぱりわからなくって、何を注文したのかよく覚えてないのだけど(笑)、とにかくみんな美味しかった! すぐ隣にも「Olde Hansa」という、同じく中世をテーマにした有名なレストランがあるのですが、このお店もおすすめ。〈続〉

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★PEPPERSACK→ http://www.peppersack.ee/