バルト三国の旅2011(その2) 〜ヘルシンキの朝の風景

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一夜明け、朝の陽光が照らし出した風景を見て、「ここは北欧なんだ!」という実感が湧き上がってきました。前夜のフライトの疲れも何のその、早起きして宿周辺を朝の散歩へ。

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私たちが泊まった宿のあった場所は、ヘルシンキ東側の海にすぐ近いエリアで、街の中心地からは少し外れたところにありました。前夜に見たトラムはもの寂しい感じだったのに、朝はひっきりなしに次々と車両がやってきて、勢い良く路面を走り過ぎて行きます。

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新しい街並のようで、歴史を感じる風情はなかったのですが、ヨーロッパ体験初心者の私にとっては充分にわくわくする景観でした。あまりにもうれしくって、少し散歩するだけのつもりが、一時間くらい歩いてしまったでしょうか。急いで宿に戻って荷造り。

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タリン行きの船が出港するターミナルへ行くためには、まずは一度ヘルシンキ中央駅へ戻らなければなりません。セントラルを起点に様々な経路のトラムやバスが運行しているのです。

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せっかくの機会なので、ヘルシンキ駅の中も少し覗いてみました。構内の売店で売っていたサンドイッチがすごく美味しそうで、食べておけば良かったと少し後悔。。

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駅のホームに出ていた露店。色とりどりの野菜や果物たちがきれい。

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はじめて見るヨーロッパの鉄道風景。いつの日か、大陸へとつながる列車に乗って、行き先を決めない気ままな旅をしてみたい。〈続〉