1月4日の土曜日、外は冷たい雨。出雲大社へ訪れるのはかれこれ25年ぶりくらいかな。
JR「出雲市駅」と出雲大社は結構離れていて、バスや電車で約20分くらいかかります。電車の場合の最寄り駅は、一畑電鉄の「出雲大社前駅」。
これがその一畑電鉄のローカル電車。レトロ感漂わせるかわいい黄色い車両。これは3000系という車両で、いくつか違うタイプが走ってるようです。
ここが参道の入口、勢溜の大鳥居。「出雲大社」と刻まれた大きな石碑に心ときめきました。人の勢いが溜まることから「勢溜」と名がついたそうです。
無彩色な参道に、色とりどりの雨具が鮮やかな色彩をにじませています。あいにくの雨だったけど、白い息を吐きながら歩く参道は、凛とした気配に包まれていました。
大鳥居からゆるやかな勾配の参道を下って歩くと、外界とは違う世界へと降りていくようです。祓橋を渡ると再び鳥居があって、その先は見事な松の参道が続いていました。
青銅で作られた「銅鳥居」をくぐって拝殿に望むと、あの有名な大きな注連縄が視界に飛び込んできます。その圧倒的な存在感にしばし魅入ってしまいます。。
当然のことながら、御本殿の中には入れません。八足門前をくぐって手前のところまでは入れてもらえるのですが、そこから参拝するだけ。外に出て左右に回ると塀越しに御本殿の姿を垣間見ることができます。遠目で見てるだけでも、力強い凄みが伝わってきます。
こちらは昭和になってから造営された「神楽殿」。この注連縄が日本最長のものなのだそうです。結婚式やご祈祷などはここで執り行われるのでしょう。
参拝を終えた頃はちょうどお昼時。「出雲そば」が名物なので、老舗の「八雲そば」へ。長蛇の列でしたが、20分ほど待ってようやく店内へ。ひさしぶりに食べる割子そばに感激。。しっかりした噛み応えのある麺と、醤油の風味がきいたそばつゆ。
今回はじめて知ったのですが、出雲は「ぜんざい」の発祥の地なのだそうです。そう言われると食べて帰らずにはいられませんね。。(^-^)
帰りの一畑電車は、行きとは違う形のレトロな電車。なかなかいい顔してます。