【クロアチアの旅(その19):ドブロヴニク旧市街(その2)】
ドブロヴニク2日目は、旧市街を見渡せるスレジ山の展望台へ。山頂まではロープウェイが走っています。ちなみにチケットはかなり強気な値段設定...。
このロープウェイは、1991年に戦争で一度破壊されたのですが、2010年に再建されています。徒歩でも登るルートはありますが、私はロープウェイの恩恵に甘んじました。。
そして・・・・これが山頂から見渡したドブロヴニク旧市街の景観!
まさにこの景色を見たくって、はるばるこのドブロヴニクにやってきたのでした。高校時代に写真で見てずっと憧れていたこの風景に、ついに自分も訪れることができた・・・その感動に時を忘れて、しばし呆然としてしまいました。。。
展望台のすぐ脇には、この絶景を見渡せるカフェ&レストランがありました。まぁ、お店の体裁はよくある展望台に隣接した屋外のオープンカフェ。ちょうどお昼時の時間でお腹もすいたのでここでランチを食べることにしたのだけど、ここの料理が想定外に素晴らしく美味しくってびっくりでした。。
メニュー見てもよくわからなくて適当にオーダーしたのだけど、これはたぶん鮪のステーキ。ラムのひき肉使ったパスタも素晴らしく美味しかった。ハウスワインのCPも高い。ただのカフェかと思ったけど実際はとてもレベル高いレストランでした。ここでの絶景ランチ&ディナー(夜も営業してる)、おススメです!
スルジ山の頂きから、旧市街とは違う方角を見渡すとこんな景観。広大な悠久の大地が広がっています。展望台の並びには戦争博物館があって(写真の左端の建物)、ユーゴ分裂後の独立戦争当時の様子を詳細に知ることができます。凄まじい砲撃により破壊された街並の映像にショックを受けますが...ここも必見の場所。
フェリーが就航するクルージュ港や、長距離バスターミナルがある方角のドブロヴニク街並。旧市街から離れているので両区間の移動は市内バスを使います(10分程度)。
ピレ門前のバスが走る車道。私が泊まった宿はこの通り沿いにあって、ピレ門までわずか50メートルほどの距離。旧市街との行き来が頻繁にできて便利でした。旧市街の中で宿を取ろうとすると高いし、重い荷物を持って階段を上がっていくことになるので、たまたまこの場所を押さえることができて本当にラッキーだったと思う。
ホテルではなくて、SOBE(民宿みたいなもの)。部屋は清潔で広くて、過不足なく快適でした。とにかく安く泊まりたいという人には、おすすめの宿です。
★Guesthouse Peter
http://www.booking.com/hotel/hr/guesthouse-peter.ja.html
ピレ門手前の橋を下に降りていくと公園になっていて、そこから海岸につながってます。
左は大聖堂近くで毎日開催されてる青空市の様子。右はピレ門入ってすぐのプラツァ通りの様子。日中はとにかく観光客が多い。。どんどんツアーバスがやってきて、あっという間に通りを人が埋め尽くしてしまいます。毎日がお祭りのよう。朝や夕方には団体の観光客が減るので、人気のある観光スポットは朝と夕方に回るといいと思う。
ドブロヴニクの旧市街は、想像してた以上に起伏が激しく、坂や階段が多い。プラツァ通りの両側の小道を入っていくと、だいたいこんな風に急な階段が続いています。
迷路のようにどこまでも続いていく、石畳の細い小道と階段。路地を曲がる度に思いがけない景色に出会えたり、素敵な雰囲気のレストランを見つけたり。。。ドブロヴニク旧市街は、当てもなくただぶらぶらと歩いているだけで、ますますその魅力が深まります。