7月9、16、23日、三軒茶屋KENで、 飯村隆彦「クラシック&アバンギャルド」フィルム上映+映画講座(全3回)が開催されます。 そのフライヤーのデザインをやらせていただきました。フライヤーは、B4・二つ折りの形状です。
飯村隆彦氏は、日本の前衛映画の草分け的存在で、強烈な個性を放つ作品はジャナス・メカス(ex.「リトアニアへの旅の追憶」)からも高く評価されています。
★飯村隆彦HP→http://www.takaiimura.com/homej.html
この全3回にわたる講座では、映画の再初期の古典作品と、飯村隆彦氏の代表的作品を上映しながら、映画表現の可能性について「クラシック&アバンギャルド」という視点から飯村氏に語っていただきます。かなり貴重な映像作品がラインナップに入っていますし、古典映画をフィルム上映で見られるのはとても貴重な機会になると思います。飯村さんの映画講座も、どんな話が展開していくのか、すごく楽しみ。
お時間ありましたら、ぜひご参加ください!
★イベントの詳細はこちら→「KEN」http://www.kenawazu.com/
エヌガール
ああ、ひさびさにジャムサンドさんの本領のお仕事!
映画関係の良質な内容のものには凝りがいありますよね。
しかも誠実な、読みやすいデザイン。
フライヤほしい〜、てか観に行くべきですネ(笑)。
飯村さんのかつての前衛作品に、
友人の現代音楽の作曲家・鈴木治行さんが電子音楽の伴奏された上映に
いったことありました。クールでノイズでカッコよかった。
ジョナス・メカス、学生のとき夢中でした。
奈良に近い大阪のはずれから京大西部講堂までみにいって。
「ロスト・ロスト・ロスト!」や「リトアニア。。。」などなど。
オノヨーコの行方不明の娘もフィルムのなかではずっと幼女のまま。
あれらのかんじは、フィルムならではですね。。。
アヴァンギャルドは、流行で古くなって消えたりせず、
古典として文化として残るんですねえ
よこやま
>エヌガールさん
うれしいコメントありがとうございます!
そうなんです。ひさびさにいい仕事に出会えてうれしかったです。。
洗練されたものや、尖ったデザインは、私にはつくれないので、
いつもできるだけわかりやすくて、形の整ったデザインを心がけてます。
なので読みやすいと言っていただけるとすごくうれしいです!
飯村さんの作品ご覧なったことがあるんですね。さすが。
私は先日はじめて見させていただいたのですが、すごく刺激受けました。
私もメカスの作品が大好きなので、あのメカスが高い評価をしたと聞いただけで
そんな方のフライヤーを作らせていただくことに緊張してしまいました…。
古典とアバンギャルドは相反するものではなく、古典的なものの中にアバンギャルドの萌芽があり、かつてアバンギャルドと呼ばれたものが古典にもなり得る。・・・まさにそのことが今回の上映会のテーマになってるそうですよ。
上映会、ぜひぜひ入らしてください。私も3週通います!