松本〜安曇野の旅(その7)

安曇野〜松本の旅3日目、最終日。午後1時半発のバスでの帰路なので、この日は松本市内観光。松本に来たのだから、やっぱり松本城を見ておきたい!...と思って、朝起きて出発の準備をしてからすぐに向かったのだけど、お城についてみるとすでに長蛇の列...。最低でも2時間待ちと案内が出てたので、今回は無理だとあきらめました。
 
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気持ちを切り替えて、時間いっぱい市内を散策してを楽しむことに。
そしてふたたび、ナワテ通りをぶらぶらと。

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何を買い物するわけでもないけど、ここは歩いてるだけで楽しい。入口には四柱(よはしら)神社という大きな社があったり、途中にカエル大明神が祭られていたりします。云われは知りませんが、カエルがナワテ通りシンボルになっているのだそうです。至る所にカエルのモチーフが置いてあります。このカエルの石像も可愛すぎますね。。
 
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松本という町は、古いものと新しいものが、とてもバランス良く融合している素敵な街並でした。蔵づくり風なものは近年に建てたものがほとんどだろうけど、それなりにかつての城下町らしい風情を品良くつくり出してると思う。私はところどころに残ってる、大正〜昭和初期のものと思われる建造物にも心惹かれました。
 
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で、いつの間にやらお昼時。初日の夜に目を付けていたお蕎麦屋さんに入ってみることにしました。開店少し前の時間だったので店の前に立って待っていたら、私たちが待ち遠しくしてる様子を見て「美味しいのかしら?」とささやき合いながら、つられるように後ろに並ぶ客が続出(笑)。近くに有名なお蕎麦屋さんがあって、最初はそっちの方に人が並んでいたのだけど、いつの間にかこのお店の方が長い行列になってしまいました。
 
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蕎麦倶楽部 佐々木」というお店。まったく予備知識もなく、ただ店の雰囲気で選んだお蕎麦屋さんだったのだけど、このお店に目を付けて大正解でした。
 
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これは信州豚の生ハム。見ての通り美味しかった!それ以上言葉は必要ないですね。。
 
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そして鶏の薫製の盛り合わせ。この日は薫製の品揃えが少なかったそうで、ちょっと寂しい盛りつけに見えますが、この小さな肉片一つ一つがとっても濃厚で深い味。ものすっごく美味しいです。たくさんのハーブやワインを使って作ってあるそうです。もう、これを食べただけでもこのお店に入って良かったと思ってしまいました。ツマミ類もすごく手が込んでいて、そして厳選されたお酒の品揃えが素晴らしかった。
 
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そして本命の蕎麦。この蕎麦は最初に塩でつけて食べてみるようお店の方に勧められました。もちろんお好み次第ですが。確かに塩だけで食すと、蕎麦本来の風味を強く感じられました。麺は手打ちならでは太さにばらつきがあって、喉越しを楽しむというよりも、「しっかり噛んで味わう蕎麦」という印象。そばつゆで食べた方が私は好みだったけど、ちょっと醤油の味が濃すぎたかな。蕎麦はもちろんのこと、その他の料理も最高に美味しかった。また松本に行く時は、必ず来ようと強く思ったお蕎麦屋さんでした。
 
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というわけで、お腹も心もすっかり満ち足りた3日間の旅。本当に楽しかったです。帰路のバスは当然ながらGWの大渋滞に巻き込まれ、大変でしたけど...。およそ8時間の長旅。でも1時間半置きにトイレ休憩が入ったので、それほどつらくなかったかな。途中、バスの運転手から車内マイクで「予定より早く、9時半くらいに新宿到着予定...」とアナウンスあった時は、乗客一堂、苦笑の声が漏れてしまいました。。(おしまい)