安曇野一日目は、あいにくの鈍い曇り空。。
今回の旅は松本駅を拠点にして、あちこち散策することにしていました。松本駅から「大糸線」というローカルな路線に乗って、40分程かかったでしょうか。「信濃松川駅」で下車しました。「安曇野ちひろ美術館」の最寄り駅にもなっているところ。
安曇野と言っても、「安曇野駅」というものがあるわけはなく、安曇野市、池田町、松川村の3市町とその周辺のかなり広い地域を、俗称としてそう呼んでいるようです。何はともあれ安曇野らしい風景の場所に行ってみたいと思って、「おひさま」のメインのロケ地になったという北安曇野郡松川村を目指したのでした。
駅前の観光協会でレンタサイクルを借りて、北アルプスが広がる方角へしばらく自転車でこぎ行くと、田舎らしいのどかな景色が広がっていました。
しっかし、美しい景色に感嘆する間もなく、お腹がへってきたので(笑)、まずは腹ごしらえ。ちょうどいい感じの、農家風な蕎麦屋さんがありました。
「そば処こうや」というお店。
事前の情報なく,飛び込みで入ったお店だったのだけど、ここのお蕎麦はホントに美味しかった。。自家の畑で育てた蕎麦を使っているそうです。山菜の天ぷらも、付け合わせの漬物も、何を食べてもすごく美味しかった。これから松川村に行く方にはおすすめです!
お店の隣の庭も、色とりどりの花が咲いていてきれいだった。
お店を出てから、再び自転車で気ままに農道を走って、果てしなく続く田園風景をのんびり楽しんでいたのだけど、実はここでちょっとしたトラブルが発生。途中で落とし物をしたことに気づいて、来た道をまた戻ることになってしまいました...。結局、お店にも駅周辺にも見つからず、あきらめることになってしまったのですが。大事なものだったので、ひどく気が滅入りました...。まぁ、旅にトラブルはつきものですね。
で、そんなこんなをしてるうちに、急に天気が崩れてきました。ちひろ美術館のすぐ近くまで行ったところで、いよいよ雨も本降りになってきて、残念ながらこの日は撤退することに。美味しいお蕎麦に出会えたことを良しとして、いったん松本まで戻ることにしました。(つづく)
エヌガール
ああ〜、そうだったのですね〜。無くしもの、困りますよね。。。
しかも雨!!!
しかし私ならタクシーですぐ美術館に行っちゃってたでしょうねー
まず、すぐ目的地に行っちゃうタイプ。
自転車しんどい〜、方向音痴だし、って(笑)
でも蕎麦やがよかったですネ!
なので、わたしと一緒だと、むしろ食いっぱぐれます(笑)。
このまえ高崎方面にも、その予感で、おにぎりとお茶をもっていったり。。
案の定、食事処にいく時間なかったです、見当たらなかったし。
もそもそ列車の中で食べてました〜。
こぐま
落とし物は痛い!
厄落とし厄落としと思いましょう。(泣きながら)
でも、おそばはおいしそう!!
おかげで今、猛烈におそば食べたくなりました。
山があって川があるとこに住みたいな。そういうところはたいてい食べ物が
おいしいんですもの。
きりゅう
ジャムサンドさんのブログを見ていたら
安曇野に行きたくなりました。(まだ行ったことない……)
来週あたりにでも行ってみようかなぁ~(^^)
よこやま
>エヌガールさん
そうなんです。。いろいろありまして・・・
楽しみを後に回したのが敗因でした。
それとすぐに食い気に走ってしまったのが・・・(笑)
今回は土地勘がなくって、思ったよりも行き来に時間かかってしまいました。
残念でしたけど、でもたぶんまた近いうちに安曇野行くと思います。
その時はゆっくり時間とって見て回りたいです。
よこやま
>こぐまさん
そうですね。厄落としてきたと思えばいいのかな。。
拾った方に大事にしてもらえたらと願うばかりです。。
お蕎麦、ホントに美味しかったですよ。
最初に食べたこのお店があまりにも良かったので
翌日は良い店になかなか巡り会えず、蕎麦難民と化しました(笑)
今日はぜひおいしい蕎麦食べにいってきてください♪
よこやま
>きりゅうさん
安曇野、本当に良かったですよ。
もっと遠い気がしてたけど、松本まではバスで3時間半くらいでした。
今が一番いい季節と、地元の方も言ってましたよ。
ぜひぶらりと出かけてみてください〜!
エヌガール
お楽しみをあとにとっておく人なんですね〜(笑)
育ちがいい証拠です。
美味しいものをあとで味わおうとしてると、容赦なくサッと
姉に横取りされた幼少の経験が影響してます(笑)。
よこやま
>エヌガールさん
食事のとき、一番好きなものを最後まで残しておくタイプです(笑)
父も兄も、いつも速攻早食いで食卓からいなくなって
私はいつものんびりゆっくり、自分のペースで食事を楽しんでました。
母からは「残りものには福があるのよ」って聞かされて育ったのです。。(笑)
はるたまご。
私も好物は最後に食べるタチです(笑)。
お寿司のシメは、かならず「いくら」。
電車、お蕎麦、山菜の天ぷら、赤い花。
私の大好物がいっぱい並んでる♪
そういえば私の親戚も、進学で東京に来るときに、
漠然と「武蔵野に住みたい」と思っていたそうなんですね。
国木田独歩が好きで、語感もなんとなく風情があるから。
それで、武蔵野線沿線で住まいを探しはじめたのだけど、
なんと、武蔵野線は武蔵野市を通ってない!!(笑)。
それどころか、東京もちょっとかすめる程度で、
埼玉や神奈川、千葉ばかり!!
「いったい『武蔵野』という地名はどこを指すのか」
と聞かれたので、
「もともとは多摩地区全体を指してたみたいだけど、
今は駅で言ったら、中央線の吉祥寺と武蔵境のあたりだよ」
と応えたら、
「武蔵野駅はないんだ……」
とひどくがっかりしていたことを思い出しました(笑)。
よこやま
>はるたまごさん
「武蔵野」って言葉や地域も曖昧ですよね〜。
多摩でも、埼玉でも「古き武蔵野の面影を残す…」なんて言い回しするし。
武蔵野市はあっても、「武蔵野駅」がないのは残念ですよね。。
私も今回旅行するに至って、はじめて、
「安曇野」ってそもそもどこなんだ?って考えてしまいました。。(笑)
調べてみたら、昔は「安曇平」と呼ばれる地域だったらしいんだけど、
臼井吉見の小説「安曇野」で有名になって、その呼称が定着したんだそうです。
ま、事の経緯はともかく、「安曇野」って言葉の響きが素敵ですよね。