震災後のつぶやきまとめ

大震災から1月が経ちました。まだまだ深刻な局面は続いているし、予断は許されないけど、東京ではだいぶ平穏な生活が戻ってきました。
振り返って整理して考えられる心境ではないので、とりあえず自分のTwitter上での震災に関連したつぶやきをまとめてみました。誰かに対しての非難めいたことやマイナスな気持ちは書かないように、できるだけ控えめのつぶやきにしたつもりだけど、書き出してみたら結構な分量でした。震災後の自分の心情の移り変わりを確認できて、なかなか興味深かったです(人が読んで面白いものではないでしょうけど...)。書き流しておしまいにせず、ときどきはこうやって自分を確認する作業もしておきたいですね。
 

■3/11 時間が経つに連れ、ますます深刻さが深まっていく...。いつかの大地震のときと同じだと感じる。とにかく、私は無事に家に帰れました。お茶の水から歩いて三時間半くらいかかったけど、会社で仕事できる状況じゃなかったので、即座の判断で家に向かって良かった。とりあえずの安否報告です。
 
福島原発の動向が深刻に心配。あそこで何か起きたら関東一帯も影響がないはずはない。状況を真剣に受け取めて、できるだけ正確な情報を追っていきましょう...。
 
■3/13 11時前に会社に到着しました。総武線が終日運行停止のようなので、中央線が激混み。とても乗れる状況出はなかったので東西線で飯田橋まで移動してそこから歩きました。会社には半数程度しか出社できてない状況...。今自分ができることを精いっぱいがんばります。
 
■3/15 東京での地震被害は、東北各県に比べたら遥かにちいさいものだけど、誰もが今も少なからぬ心の動揺を抱えているのだし、「冷静に」と言われても、そうできない場面があっても仕方ない。誰かを非難したりするのはやめて、いつも以上に人に寛容に、優しくなった方がいいと思う。
 
こういう時こそ、好きな音楽を聴きましょう。予断許さない状況が続いてることは確かなんだけど、地震関係のニュースを見たり聞いたりするのを少しの時間やめて、自分の好きな音楽を聴いてみると、張りつめていた気持ちが、ふっとゆるくなる感じがしますよ。
 
■3/17 ネットの記事やTwitterを見てると、にわかに過剰な正義感が溢れているようで、それもちょっと危険なことだなって思う。買い溜めする人、車乗る人、遠くに疎開する人が周りにいても、その人にはその人の事情があるかもしれないのだし、いちいち過剰に反応しない方がいいと思う。
 
もちろん、ひとり一人が自分の正義感に基づいて行動することは大事だと思います。でも、自分は正しいことをしている、間違ったことは絶対しないという思い込みを元に、周りに対して「〜〜すべき」「〜〜するな」と連呼することの方が、パニックを煽ってるようにも感じます。
 
特別な状況下で込み上げてきた「にわか正義感」は、正論のはずだったことも、いつしか他者への暴力にもなりかねません。皆がいつもとは違う心理状態になってるのだし、振り返ってみたらおかしいと思うこともしてしまって当然。まずは周りの人に寛容に、相手を思いやる気持ちを保っていたいです。
 
■3/19 去年気仙沼に行ったとき宿泊させていただいた、気仙沼大島の民宿「かもめ荘」。ご主人と奥様がご無事がとても心配してたのだけど、このページ→【http://bit.ly/ehqNXo】に「元気」との記述あり。良かった〜!また民宿再開されたら、ぜひ遊び行かせていただきたいです。
 
■3/22 私でも理解できる丁寧な言葉でつづられていて、とても情報価値の高い記事でした。根拠の薄い風評に流されないために、こういう文章をちゃんと読んで、よく理解することが大事だと思う。→「原子力発電所で使用される燃料、その放射性物質の種類と振る舞い」http://bit.ly/dYDSe7
 
この記事の中で、「でも、安全と安心は違います。安全は技術的に解決できますが、安心はそれに心の問題が加わります。どうしても安心できないときは、自分の心のままに従って、自分を大事にしてください。」という一文に、とても感銘を受けた。
 
■4/4こんな取り組みがあることをニュースで知りました。私も応援したいな。「東日本大震災から甦れ!壊滅的被害を受けた三陸牡蠣再生を目指すプロジェクト」http://bit.ly/gxLuYL
 
■4/5 周囲を伺って「自粛」してたって何も良いことありません。何一つ前に進んでいきません。東北のお酒をたくさん飲みましょう♪ →Reading:NHKニュース "花見で被災地の酒 消費を"http://nhk.jp/N3v26KnX