水上の風景(その3)

しつこく水上の風景のつづきです。
 

 
水上の温泉街周辺を、ぶらりと散歩した。いつもながら、私は脇道へ脇道へと歩いて行ってしまう。水上の面白いのは、民家の間の脇道を抜けて行くと、こんな風にぽっかりと線路に出くわしてしまうことだ。線路との仕切りがなくて、簡単に線路上に立てる。
 

写真を撮っていたら、近所のおばあさんが「気をつけてね〜」って声をかけてくれた。そう言いながらおばあさんは、ゆっくりとした足取りで線路をまたいでいった。
 

散歩の途中でみつけた「菅原神社」。境内はちょっと寂しい感じだったけど、建物の造りが細部までよくできていて、とても趣のある神社だった。由緒ある神社のようだったけど、ほったらかしにされてるようで、ちょっとかわいそう。
 

 

 
本殿の裏側は荒れ放題の墓地に続いていた。そこから水上の温泉街を見渡した風景は、ひどく哀愁に満ちていて美しかった。
  

 

2日間ずっと、天気が悪かったのが残念。この散歩してる間はちょっとだけ晴れ間が覗いたこともあったのだけど。雨が降り始めると、風邪ひきそうなほど寒かった…。天気がよければもっといろいろ散策して写真撮ったんだけどな。