そろそろ厄抜け?


(自宅の団地敷地内の桜)
 
もう一週間過ぎてしまいましたが、先週の4月1日(バカの日)に42歳になりました。少し前に四十時を踏み越えてしまったことを感慨深く綴っていたはずなのに、それからあっという間に2年の月日が流れてしまいました…。
 
42歳の今年は「後厄」なのだそうです。この一年乗り切れば晴れて厄抜け(?)。あまり信心深い人間ではないので、「厄年」なんてものにはまったく関心なかったのだけど、私にとってこの2〜3年は本当に苦しいことの連続で、仕事上でもプライベートでも不慮のことや、友人にも話せないようなつらいことがたくさん重なりました。そしてつくづく、「人生の節目みたいな時期って、確かにあるのだなぁ…」と実感したのでした。ようやくこの一年はいろんなことが落ち着いてきて、最近になってやっとよい兆しが見えてきたように感じてます。ずいぶん時間がかかったけれど、やっと前向きな気持ちになって歩き出せそうです。
 
最近は、新しい友人たちとのつながりが持てたり、ずっとご無沙汰してた人から連絡があったり、思いがけない機会に再会できたり、そして「ブログ見てますよ!」ってあたたかい声かけてくださったり、うれしいことがたくさんありました。不義理ばかり重ねている自分なのに、こんなにも長い間が空いた後でも親しく接してくださる方がいてくれることに、本当に、心から感謝したいです。(って、そう思うんだったら、もうちょっと真面目にここ更新しなきゃいけませんね・・・笑)
 

(団地敷地内の植え込み…の脇の野花。朝、ここを見ると明るい気持ちになります)
 

というわけで、最近の雑記。
先週の誕生日の日は、ちょうど仕事の区切りのときで、有給も代休も溜まってたのでお休みをもらいました。平日の一日がぽっかり休みになるのは、すごく得した気分! 午前中は用事があって有楽町に出て、そのあとは銀座周辺をだらだらと目的もなく歩いて、昼休みのサラリーマンたちを眺めながら昼飯たらふく食って、本屋や無印とかで買うつもりのなかったものをなんとなく買い物してみたり、そういえば今日は映画の日だ!って思って何か観ようか思いつつ、なかなか面白そうなのがやってなくて、やめようかと思ったけど、やっぱり観なきゃ損な気がしてきたので、えいやっ!って気分で「ウォッチメン」を観てきました。(あー、こうやって書き出してみると、私の休日の過ごし方ってホントにしょーもないですね・・・)
 
もう眠いので簡単に感想書きますが「ウォッチメン」は、想像してたよりはるかに面白く、よくできた作品でした。原作が有名なことは知ってたけど内容についてまったく前知識なくて、アメコミのヒーローたちが次々に殺されていくような話だと思ってました。実際は、かなり混み入った展開のストーリー、ダークなテイストの世界でした。映像がとても力強く魅力的だったと思います。「ダークナイト」のような内面に迫ってくる凄みはないのですが、映像にもストーリーにもしっかりとした世界観があって重みがあり、終わりまで飽きさせることのない緊張感が続きます。ただ、登場人物たちに感情移入できる対象を見いだせないのが、唯一残念に思う点。でも、あくまで娯楽映画としてはとてもよくできた作品。気になってる方には、ぜひ劇場で観てほしい映画です。
 


また文章ばかり長くなったので、近所で撮った猫写真を。