中村初恵さんのコンサートinラリール

10月3日、中村初恵さんのコンサートinラリールに行ってきました。
 

 
ソプラノ歌手・中村初恵さんのことは何度もここに書いてきましたが、本当に素晴らしい才能を持った方です。クラッシックに素養のない私ですが、初恵さんの演奏を聴くと心の奥深いところにまで響いてくるものを感じます。そして初恵さんの歌声には、いつも光とあたたかさが満ちあふれています。
 
081003-1.jpg文京区茗荷谷にあるラリールはこじんまりとしたホールですが、とても雰囲気がよく、ここでは初恵さんの演奏を間近で楽しむことができるので、毎回とても楽しみにしています。今回も、伸びのある美しい歌声を存分聴かせてくれました。
 
今回の曲目の中で、中田喜直・作曲「霧と話した」が、私は一番印象に残りました。抑えた曲調から、ゆっくりと高揚感を増して展開して行く物語のような曲。それを見事に歌い上げる初恵さんの表現力に、あらためて感銘を受けました。ラフマニノフの「私は哀しみの中にいることを、愛した」も素晴らしかった。悲しいほどに美しい曲でした。

そして木戸俊輔さんのピアノの演奏が、今回も素晴らしかったです。伴奏という枠組みでなく、木戸さんのピアノと初恵さんの歌とが一体になって音楽性を高め合っているのだと感じました。
 
★このコンサートについて、初恵さんご自身が文章つづってますので、ぜひご覧ください。
http://www.hatsue-music.jp/concert/2008101122.php
 

 
ラリールでの演奏会で楽しみなのは、演奏終了後に美味しいワインを振る舞っていただけること。今回のワインも最高に美味しかったです。12月のファーストリサイタルの成功を祈って、皆で乾杯しました♪
 
 

写真左がピアノの木戸俊輔さん。ファンの方、支援者の方と皆で記念撮影。
 
中村初恵さんのファーストリサイタルが、クリスマス間近の12月19日、横浜みなとみらいホールで開催されます。素晴らしいコンサートになると思います。ぜひ皆さん、足を運んでください!

★詳細はこちら→http://www.hatsue-music.jp/information/