「おそいけれども来ます」らしい。

長いようで短かった正月休みも今日でおしまい…。その間に片付けないといけなかった宿題が山積みなのに、まったくはかどっていません。年賀状、今年もさぼってしまいました。ごめんなさい。

もうお正月気分を吹き払わないといけないですが、その前に初詣のことなど。。

元旦は家族とホテルで迎えたのですが、午後に一回家に戻ったので、初詣は近所の小さな氷川神社に行きました。歩いて3分くらいのところ。目立たない場所にあるので人影もまばら。でも今の自分の気分には、このくらいが丁度いい気がしました。一人一人に甘酒をふるまってもらえたのでうれしかった。

私は信心深い人間ではないのですが、いちおう毎年おみくじを引いてみます。今年は「中吉」でした。全体の運勢は、「注意して時が過ぎるのを待ちなさい。最初は心配事が絶えないけど、あとになって何事も望み通りになるでしょう」てなことが書いてありました。気になる「待人」の欄は、「おそいけれども来ます」と、そっけなく。「おそい」っていつだよっ!? と一人でつっこみを入れてしまいました(笑)

それからおみくじの裏をふと見たら、「相手の悪い部分が見えてしまうのは、人への思いやりが足らないからだ。」というようなことが書いてあって、頭をがつんとたたかれたような気持ちになりました。この数年、私は本当に気持ちの余裕をなくしていて、周りが見えていなかったように思うのです。いつの間にかすっかり心が曇ってしまって、マイナスな気持ちばかりが内側に巣食ってしまったようで・・・。絵が描けなくなったのも、そんなことが影響しているのでしょう。すぐには変われないけど、もうちょっと気持ちの余裕を持って、身近な人たちを大事に思えるようになりたいです。

そして、この一年の自分のテーマは「待つ」なんでしょうかね。
まぁ、のんびりやってみます。
 

年明け早々に、野良猫写真を撮りまくりました。四谷で会った猫たち。


 

 
 
 
お正月の間中、東京ではずっと快晴で気持ちのいい天気が続きました。私自身にとっても、いつになくなくおだやかな気持ちで過ごすことのできたお正月でした。一昨日の夜は、映像作家&文筆家の竹浪明さんソプラノ歌手の中村初恵さんと3人で、楽しい新年会をやりました。お二人とも本当に心のあったかい方なので、その場にいるだけで気持ちがほころぶようなひとときでした。表現する仕事に向き合っていくことについて、ちょっと真面目な話をしたり。お二人の真摯な姿勢に恥じないよう、私も今年はもうちょっと真面目に創作に向き合ってみようと思ったのでした。
 
さて明日から仕事始め。気を引き締めないといけませんね。
近所の野良(私の一番お気に入りの猫)も、「がんばるニャー」って言ってました。。