カメラが欲しい…

あ〜、最近またカメラが欲しい病にとり憑かれてます。最新のデジタル一眼とかが欲しいわけではありません。シンプルな機械式のカメラが欲しいのです。いろいろ自分で理由をつくってカメラを物色したくなるのですが、ギリギリのところで自分の財布の薄さを見てとどまっています。でも悪い友人が背中を押したらすぐに買ってしまいそう。

今使ってるCONTAX G1はとても気に入ってるし、もっと使いこなさなければと思ってはいるのですが、先日とある場面で「こういう時は一眼があったらいいなぁ…」と思ったことがありました。私が最初にカメラを使い始めたのはNIKONのFMだったので、その時の感覚がまだ頭の中に残っていたりもするのです。で、MF一眼の中古の相場が気になって調べていたら、つい脇見をして、もっとクラシックなカメラに目が行ってしまったりで困ってしまいます…。機能的に実用性は低くても、とにかくそのずっしりとした金属製の美しい機体を見てるだけで、手許に置いておきたくなってしまうのです。

赤瀬川原平はこういう状態のことを「中古カメラウィルス感染者」と言ってましたっけ。いったん感染すると、治療が難しいばかりかますます重症になってしまう、とてもたちの悪い病気です・・・。ま、こういうのって、中古カメラの話に限らないですね。「大人」になれない人間に固有の病気なのでしょう。

木々のもじゃもじゃ。
 

葉っぱのざわざわ。
 

何かが潜んでいそうな、近所の空き地。
(注:私の近所がこんなところばかりなわけではありません…)