何気なくネットのニュースを見てたら、大変な記事を知りました。
【両生類絶滅させるカエル・ツボカビ症、国内で初確認】
「世界各地でカエルなどの両生類に壊滅的な打撃を与えてきたカエル・ツボカビ症が、日本でも見つかった。アジアでは初の確認だ。人間などには感染しないが、野外に広がると根絶できず、生態系に深刻な影響を及ぼす恐れがある。日本野生動物医学会、日本爬虫(はちゅう)両棲(りょうせい)類学会、世界自然保護基金(WWF)ジャパンなどは13日に、検疫の強化や販売・流通の監視などを訴える緊急事態宣言を共同で出す予定だ。」(朝日新聞 2007/1/12)
・・・って、大変な事態です。カエルたちが世界各地でこんな危機的状況になってたなんて!これ以上感染が広がらないことを祈らずにいられません。私たちが今すぐ何かできるわけではないのですが、まずはこういう事態の認知が広がっていくのが大事だと思うので、記事のリンク貼っておきます。皆さんぜひ読んでみてください。
「朝日新聞」http://www.asahi.com/science/news/TKY200701110397.html
「読売新聞」http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070112i506.htm
《追記です・・・》
コメントつけてくださってありがとうございました。
カエルのこと、切実に考えてくれる人が周りに多くてよかったです。
あの後もツボカビ症のことが気になって、いろいろネットを見たりしてたのですが、こんなページがあったので、興味ある方ぜひ見てみてください。とても詳しく解説されていたので。
■「カエル界の異変」環境変化とカエルの大量死、奇形の発生
http://www.geocities.jp/doctor_mitsui/envirn_1.html
seiji
そうなんですよね。わたくしもびっくりしました。
一方で年始にマイケル・クライトン氏のインタビュー番組があって見ていたんですが、環境問題のデータはまだまだ不完全で、見誤ってはいけない、いまこそ行動する時だ、と言っていました。それも一理あるかなあと思いました。しかし、この人言ってることが難しくてなかなか理解できませんでした。。。
よこやま
>Seijiさん
ニュースから記事引っぱってくるのって、あまりやらないのですが、このニュースにはショック受けて、周りにも知らせなければ!と思ったのでした。
鳥インフルエンザも深刻な問題ですが、こういうニュースもこの国のメディアはもっと大事に扱うべきですよね。両生類絶滅の危機なのですから。生態系全体に、深刻な影響与える問題だと思います。ただ両生類が激減してるのはツボカビが原因だけではないようなので、その辺り慎重に見極めていかないと、言葉ばかりが先行してしまうかもしれませんね。環境問題について、養老さんもそんなようなこと言ってましたっけ。
チョコ会長
人間などには感染しないが、野外に広がると根絶できず、生態系に深刻な影響を及ぼす・・・このような事はまだまだ増えるのでは?
未来という明日に対して真剣に行動できる人間が人の上に立つべきでは?「生き物と人々を大切にする○○党」があったら支援したい♪
ロッキー
遅まきながら、あけましておめでとうございます。
カエルたちの危機ですな。
一匹一匹つかまえてワクチンを打つわけにもいかないし、そういった特効薬を開発出来るだけの予算や研究環境もあると思えない。
「美しい日本」の大切な部分だと思いますね。
是非、メガバンクやゼネコンに投入する予算を、こういった本当に大切な部分に再編成してもらいたいと、切に感じます。
宮崎でもトリフルが発見されました。
この間NHKのラジオで研究者が言ってましたが、ほんの2~3の遺伝子配列の違いで人型になってしまうんだとか。
そして人人感染型になるのに、1~2の配列違いでなってしまう。
その結果は、死亡率が最良で5%、最悪だと50%の飛沫感染型ウィルスの出現になるそうです。
我々の未来は、少し、想像していたよりも暗いのかも知れません。
何よりも行動をすることですね。
でも、できることっていったら、募金ぐらいかな・・
*ミトン*
私も新聞で読みました。
すごく気になりますよね。
食物連鎖に大きな影響を与えるとか・・・
色んなことを知れば知るほど
あまりにも危機感なく生きてることが怖くなります。
私の職場では環境問題に結構力を入れてるので
学ぶことが多いのですが
自分の子供たちが大人になったとき
一体この地球はどうなってしまってるんだろうと
不安を感じずにはいられません。
れいほー
わたしもニュースで知りました。
でもカエルだけじゃないですよね。
そこがまた深刻です。。。
昨日、NHKスペシャルで
ジャングルの話をやっていて、そこにはもちろんカエルも出てきましたが、すごかったのは、空飛ぶカエル! 。
で、どんどん話がそれますが(笑)
チンパンジーの生態で、しごいショッキングなものがあり...。
縄張り争いで、逃げ遅れた、赤ちゃんチンパンジーをどうするかと思いきや、生きたまま、まりまり 食べてました! どーしてここまでするのかはナゾだそーですけど。
鳥やら、鯉やら、いろいろありますが
最近のバラバラ殺人流りにも、閉口です。
これは人間という種が、絶滅に向かっているサインではないでしょうか。
よこやま
>チョコ会長さん
そうですね。こういうことはこれからますます増えていくんだと思います。そしてその原因をつくってるのは、悲しいけれどやっぱり私たち人間なのですね・・・
ツボカビを南米のジャングルにまで広げてしまったのは、人が運んでしまった可能性が高いそうです。ペットとして生き物を大量に移動させてることも影響してるそうですし・・・私たちはいったい何やってるんでしょうね?
よこやま
>ロッキーさん
事態は相当深刻なようですね。
ツボカビのことと環境問題とを簡単に結びつけるのは問題があるようなんですが、こういった比較的数の少なかったはずのカビやウィルスが突然爆発的な勢いで広がってしまうのは、やはり温暖化の影響があるのだろうとの専門家の意見でした。
向こうも生き物なので、生き残るために必死なんでしょうね。私ら人間がウィルスや様々な細菌を殺せば殺すほど、生き残るために更に強力になって私たちの世界に襲いかかってくる・・・・状況は悪くなるばかりです。私たちが思っていたほどには世界は単純でなかったのですね。
今すぐ何ができるわけではないのですが、少し遠回りになるとしても、私たちが自身が自分の生活をちょっとづつ見直していく作業が大事なのかな、って思います。
よこやま
>ミトンさん
びっくりしましたよね。そんなことになってるなんて。
カエルたちの危機ではあるのだけど、私たち人間の危機でもありますよね。
きっと回り回って、私たちの生活にも必ず影響あることだと思うから。
そういう想像力をなくしてしまうのが一番怖いことかな、って最近つねづね思います。
私が子供の頃、田舎ではカエルは本当に身近な存在で
カエルを通じて自然と接していたことがたくさんあったように思うのです。
(悪さもたくさんしましたけど・・・笑)
カエルがいない世界なんて、やっぱり寂しすぎます。
子供たちの未来、本当に心配です。
よこやま
>れいほーさん
本当にね、カエルだけの問題ではないですよね。
こういう話、最近多すぎませんか?
鳥インフルエンザのことも根っこはつながってる話だと思うし。
あ、そういえば日本のミドリガメも絶滅の危機なんだとか。
人間が生態系いじると、結局私たち自身が手痛いしっぺ返しされるのだと、
今じゃ誰もが知ってることだと思うのだけど。
どうして同じ間違い繰り返してるんでしょうね。
バラバラ殺人の話はホントにうんざりです・・・。
あんなニュースにたくさんの時間を費やしてるような社会は、
間違いなく絶滅するでしょう・・・(笑)
チンパンジーの話はびっくりです。それも種の生存競争なんでしょうかね?
そういう「激しさ」というか、生きていくための厳しい部分、
私たちも見習わなくっちゃ。
ロッキー
横入りですみません、れいほーさんのおっしゃっていたチンパンジーの話、以前聞いたことがあります。
これは、食べ物を食べている(カロリー摂取)のではなく、一種のトランス状態に入るための儀式なんだそうです。
なので、栄養的には全く価値のない、血の付いた葉っぱまで興奮して食べていました。
つまり、大きく見れば精霊崇拝のような信仰的な儀式の始まりと言っても良いもののようです。
何年前でしたっけ、チンパンジーがヒト科に再分類されたのは。
二種類目の人類の為にも、我々は環境問題を考えなければならないんでしょう。
我が子と同じように、母にしがみつく子チンパンジーにも明るい未来が欲しいものです。
よこやま
>ロッキーさん
ふ〜む。チンパンジーの儀式なんですか?
人間に一番近い生き物なんだから、信仰や儀式に似た行為をしていても、
確かに不思議はないですよね。でもびっくりです。
そういえば酒を覚えてしまった猿の映像も見たような・・・。
人間に近いって、いいことばかりじゃないですよね。
悪いことは見習ってほしくないなぁって、思わずにはいられません。
カエルからのメッセージ、大事にしたいですよね。