My Spaceおそるべし!

そんな目先の苦しいことから逃避して(笑)、つい最近、MySpaceを始めてみました。
↓私のページです。
http://www.myspace.com/jamsand
(音出ますので、会社の方気をつけて)


今月に入って、ソフトバンクがMySpaceに出資して日本向けのサービスを開始したことをみなさんご存知でしたか? 私は少し前にネットのニュースで知って、その時は特に気に止めていませんでした。ただ、MySpaceって、インディーズ系のミュージシャンたちがたくさん参加していて、そこで視聴もできるので、私は以前からよく見ていたのです。で、先日も好きなミュージシャンの情報探りにMySpaceをのぞきに行ってみたら、いつの間にか日本語表示になっていたことにびっくりしたのでした。

・・・それがそもそもの事の始まり。MySpaceのサイトってナビゲーションがわかりにくくて、何がどうなっているのかさっぱりわからなかったのですが、日本語表示になって使い方がやっと見えてきたので、思い切ってサインアップ(無料)してみることにしました。とりあえず簡単な自分のプロフィールだけ綴っておこうと思って始めたのですが、いろいろ欲が出てきて、どうせなら自分の絵も貼付けておこう、好きなミュージシャンの名前も並べとこう、なんてことをあれこれ試行錯誤してるうちにどうにかそれっぽいページが出来上がりました。

で、ある程度ページが整ったところで、ふと、「My Friend」の一覧に何もない(デフォルトの設定ではMySpaceのスタッフ2人がここに居座るのですが、私は速攻で削除しました)のが寂しい気がするのでした。でも周りにMySpaceやってるなんて友人はいないし・・・って悩んだあげく、自分の今一番好きなミュージシャン"Fern Nigh"に「Friend リクエスト」ってのを送ってみることにしたのです。思いっきり「拒否」されたらどうしよう・・・って不安いっぱいだったのですが。
fern.jpgそして待つこと数時間後、なんとFern Nightのアイコンが現れてるではありませんか! もう、興奮して卒倒しそうになりましたよ(笑)。それから調子に乗って、気に入ったミュージシャン達にあちこち「Friend リクエスト」を送ってみたら、皆さんちゃんと「承認」を返してくださる。そして鳥肌立つほどうれしかったのは、EspersのGreg Weekが「あなたのmusical choiceは素晴らしい。あなたのartのように。」って、メッセージを返してくれたことでした!!

その後も、遠い国の知らないアーチストたちから「Friend リクエスト」が来たり、うれしいメッセージが届いたり、その度に興奮せずにはいられませんでした。
MySpaceおそるべし!の言葉を、私は心の中で連発してました。


そして、そして素晴らしいことが起きました!
私の大好きなアーチストの一人に、Sharron Krausという英国のミュージシャンがいます。フリー・フォークのジャンルになると思うのですが、トラッド風な曲や、サイケ感たっぷりの曲もあったり、全体に漂うダークで物憂げ雰囲気と、物語性を感じさせる世界観が、私のストライクゾーンにぴったりはまって、最近のお気に入りでした。
http://www.myspace.com/sharronkraus
(↑ここで視聴できる"Uncle Rat"という曲がかわいくて、私は大好きです)

Sharron KrausのオフィシャルSite→http://www.sharronkraus.com/

solal_cover-thumb.jpgで、そのSharron Krausから「あなたの作品がとても気に入ったので、いつか何かの形でコラボレーションをしませんか?」・・・という、信じられないほどうれしいメッセージが来たのです! 来年、子供のためのストーリーを書こうと思っているので、もしも興味があれば一緒に本をつくりましょう、と・・・なんとも夢のようなお話。にわかには信じ難くて、「いや、これは社交辞令の一種か、イギリス特流なブラックジョークかもしれない」と自分に言い聞かせ、とりあえずたどたどしい英語でお礼のメッセージを返信してみたところ、さらに丁寧なメッセージが返ってきて、「今度草稿を送るから」と、もっと踏み込んだ話を伝えて来てくださいました。これは夢?と思わずにはいられない出来事。いや、もちろん、これが本当の話なら、自分のすべてを注ぎ込んででもその仕事をやりますとも。このプロジェクトが本当に実現できて、英国かアメリカかで出版できたら、もう私は死んでもいいかも(笑)。そのくらいにうれしい出来事です。

MySpaceを始めて、まだ一週間も経っていないのですが、こんな素晴らしいチャンスが突然めぐってきました。私はしばらくMySpaceに夢中になりそうです。ただ、悩むべきは私のお粗末としか言いようのない自分の英語力...。英語、ちゃんと勉強しておけば良かったと、今になって後悔してます。。。