父のアトリエです。
以前も文章に書きましたが、私の家には父のアトリエがありました。だからといって、私は使わせてもらったことないし、絵の手ほどきを受けたこともないし、何の恩恵も受けなかったのだけど、自分の家にこんな部屋があるのは、なんとなく気分の良いことでした。このアトリエで、二人でよく絵の話をしました。何時間も話していたら、下の階から母が「いつまでも何やってるの!?もうご飯だから降りて来て!」って大きな声をあげていました。何怒ってるんだろう?って当時は不思議に思ったりしたのですが、今思うと、絵の話に入っていけない母は、ちょっと寂しかったんでしょうね。
自分の家にこんな部屋があって、絵具や画材に触れる環境が身近にあったことが、自分に与えた影響は計り知れないなぁって、あらためてそんな風に感じるのです。
匿名
外で遊んでて、夕方になると
台所の窓から
「ごはん---!」って呼ばれたことを思い出しました...。
もちろん、ジャムさんのお母さん、
ちょっとさびしかったこともあるんでしょうけど
世のお母さんって、異常に、ごはんに固執しません?(笑)
「今日は、ごはん食べるの? どっち?」
とかよく怒られました。
あるもので食べるよ、っていっても
「急に食べるっていわれても、困るんだから!!」 とか。
あと、うちは特別なのかもしれませんけど
幼少期から学生時代は、朝、起こしてもらっていたのですが
いつも、なぜか怒ってましたね。
「いつまで寝てるの!」
なんでもっとやさしく起こしてくれないんだろう、と思ったものでした。今思えば、自分で起きろ、ですが。(笑)
米子、いいとこですね。風景がやさしい。
アトリエも素敵。絵の具の香りも好きでした。。。
モリッスィー
お父様のアトリエ、すごく素敵ですね。
秘密基地みたい!
写真から絵の具の匂いが漂ってくるようです。
絵の描き方は一度も教わらなかったんでしょうか?
「黄色と青色を混ぜたら緑色が出来るんだよ」「お父さんすごーい!」みたいな会話はありませんでしたか(笑)?
まろろん
ジャムサンドさんの原点はここなのかもしれませんね?
子供の頃の環境からくる影響って大きいから。
親子で何時間も絵の話ができるなんて、素敵ですね。
よこやま
>匿名さん
うーんと、匿名になってしまってますが、れいほーさんかな?
(違ったらごめんなさい)
夕方外で遊んでると、遠くで「ごはん!」って呼んでる声・・・って、誰にとっても共通の思い出でしょうかね。今じゃ懐かしい思い出ですが、子供の頃、遊びに夢中になってたときはその母の声が憎らしく感じたものでした。お腹空いてるときは天の声に聞こえるのですが(笑)
ホントにどうして世のお母さんは、あんなにごはんに固執するんでしょうね。ごはんのこと忘れてたり遅れたりすると、何事?ってくらい怒られました。
そして今回ひさしぶりに実家に帰ってみて思ったのですが、この歳になっても、やっぱり母は息子たちに「ごはん」食べさせることに必死なのでした。。。
前の晩呑みすぎて気持ち悪くても、大量の朝ご飯・・・
よこやま
>モリッスィーさん
秘密基地みたい・・・小さい頃、私たちにとってアトリエはまさにそんな感じでした。近所の子たちとのかくれんぼによく使ったなぁ。遊び場所で使ったこと父にバレるとすごく怒られたけど。
「お父さんすごーい!」みたいな会話・・・はまったくありませんでした(笑)。小さい頃、父は怖い存在だったので、ほとんど話したことなかったんですよねー。今じゃ仲良しですけどね。
よこやま
>まろろんさん
すごくお疲れだと思うのに、コメントありがとうございます!
そうですね、子供の頃の環境の影響って計り知れないですよね。
絵のこともそうですが、人間の「味覚」も、子供の頃に受けた影響が大きいなぁって、つくづく感じましたよ。今回の帰省で地元の懐かしいお店で食事したりしたのですが、懐かしいだけじゃなくって、地元のものはやっぱり「美味しい」って感じるんですよねー。
*ミトン*
素敵なアトリエですね
家の中にこんな部屋があったら
朝から晩まで座っていたい・・
絵を見たり
絵の具の名前を読んだり
石膏像に話しかけたり・・・
お父様の絵は鮮やかな色使いですね。
よこやま
>ミトンさん
家の人達がみんな留守の時、
このアトリエに入って、ひとりでぼーっとするのが好きでした。
絵の具の匂い、落ち着くんですよね。
石膏像も身近にあって、考えてみたら贅沢な環境だったのですが、
なぜか一度も利用させてもらったことがなかったです(笑)
あの頃もうちょっと真面目にデッサンの勉強してれば
もうちょっと上手な絵描けるようになってたと思うんですけどねー。