一日一膳・・・でなくて、一善。

仕事の打ち合わせで事務所に来てくれた友人二人と、ちょうど晩飯時だからと食事に行きました。中野駅に向かう途中、前から気になってたインド料理のお店に入ってみました。はじめてのお店でしたが、カレーはもちろん、タンドリーチキンも食後のチャイまで、とてもとても美味しかったです。大満足!

もらってきたチラシの紹介文を引用すると
「当店のインド料理は南インドチェンナイ(昔のマドラス)から来日し、都内各所、そして群馬の高崎で5年を苦労し現在に至るシェフのラヤパン アマダスが古里の味を皆さんに提供し親しんで頂きたくアイロードに出店しました」
・・・とのことです。たくさんのスパイスの他、漢方の食材も豊富に取り入れているのだそうです。料理も店内の雰囲気もとても良い店なので、みなさんぜひ行ってみてください。(南印度ダイニング TEL.03-3388-0373)

で、友人と別れて事務所への帰り道、「あ〜美味しかった♪」ってすごくいい気分でいたのですが、通りの向こう側で、何やら小さな人だかりができて不穏な様子。二人の酔っぱらいが声を荒げて揉み合っていました。すぐ近くにいた3人が止めに入ったので「ま、いいか」と思って素通りしようかと思ったのですが、いっこうに収まる気配がないので、私も仲裁に加わりました。そしたら止めてるように見えてた3人は、どうやら威勢のいい方の酔っぱらいの知り合いのようで、「だけどね、最初にこのおっさんがぶつかってきたのが悪いんです」とか私に耳打ちしてくるので、これじゃ場が収まるはずがないと思って、弱そうなおじさんの方をなんとか相手から引きはがして横路地に連れ出すことにしました。
途中何度も「あんな奴、1対1だったら私は絶対負けないんだ!」とか強気なこと言ってましたが(笑)、「うんうん、わかった。でも怪我したらつまらないでしょ」ってなだめながら、大丈夫そうなところまで送っていきました。そしたら別れ際、「アンタは素晴らしい人だ!」と言って握手をしてくれたので、なんだか・・・心がほっこりしました。たとえ酔っぱらいでも、そんな風に言ってもらうのはうれしいものです。本当にささいなことですが。私自身は奇麗事の上辺ばかりで生きてる人間なので。

でもあのおじさん、明日の朝にはなんにも覚えてないんだろうな〜(笑)