ご紹介が遅くなってしまいましたが、年末にやった仕事で、古書店「ビブリオ」の看板をつくらせていただきました。「ビブリオ」は、90年代前半に創業したインターネット古書店の草分け的存在の一つ。創業当初は思想書、趣味の本を中心にした品揃えでしたが、現在は〈スポーツ関連古書〉の専門店として、その分野の客層から広く支持されています。代々木と渋谷に構えていた店舗を、この度神保町に移転・新装開店の運びとなり、私が今回も看板等お手伝いさせていただきました。
【野球 スポーツ関連 古本・ビブリオ】http://www.biblio.co.jp/
【ビブリオ店主の濫読積読ブックレビュー】http://blog.so-net.ne.jp/biblioreview/
【BIBLOG! ビブリオからのお知らせ】http://blogs.yahoo.co.jp/biblog2005/
看板って簡単なようで難しくって、印刷物のデザインと同じ感覚でつくると失敗してしまったりします。デザインの段階では良くても、看板として仕上がってみるとインパクトが足りなかったり。今まで何度か看板等大きな仕上がり寸法の仕事も手がけてきたので、やっとなんとなくその辺の感覚が身についてきた感じです。
要は、看板って「大味な方が良い!」のです(笑)・・・いや、ホントの話。ゴチャゴチャといろんなもの詰め込むより、ロゴをね、バーンとでっかく。その方が周囲の景観に埋没しないのです。すっきり整理されたオシャレな街並のピカピカのお店の場合は、また違うのかもしれませんが。そうではないケースの方が、私たちの仕事としては圧倒的に多いので。
ちなみに「ビブリオ」の並び、数メートル先には、これまた私が看板をつくらせていただいた「羊頭書房」さんがあります。「羊頭書房」は、SF、ミステリ、幻想文学等の専門の古書店。この看板をつくったのはもう6年前。壁面とかが現在とは少し違ってて、当初は→《こんな》でした。
こうやって神保町に、私のつくった看板を着々と増やしていく野心を抱いてます。。。(笑)
神保町に行くことありましたら、2件ともちょっと覗いてみてやってくださいね。
エヌガール
看板の依頼もあるのですか、印刷物の仕事からは珍しいですね。羊頭をかけてクニクを売るってやつでしょうか、こっちのほうがスポーツ関係より好みそうですが、行ってみたいです。お茶の水の学校の仕事していますので、帰りにテクテク降りていきます。(ア、春休みになっちゃったけど!)
よこやま
>エヌガールさん
コメントありがとうございます! 光栄です。。。
看板みたいなもの、今までちょこちょこやらせてもらってます。私は節操なく、なんでも屋なので、紙媒体以外も、シールや箱もの、袋もの、PP素材もの、布もの、Webも、引っ越しの手伝いも(笑)、いろいろです。
ペラや頁物とかの普通の印刷物と違って、ポスターやディスプレイに関わるものって、周りの景観にも影響与えるので、違った楽しみ(緊張感も)がありますよね。私がつくるものはたいしたものじゃないですが・・・神保町行く機会ありましたら、ぜひ通りがかりに一目眺めてやってください。
山造
なんかジャムさんらしくどちらも上品ですね。
目立たんが為に馬鹿でかくしてみたり(洋服の青○とか)ドぎつい色使いをして景観を破壊する一流企業(思想は三流)達よ、見習いなさい。
よこやま
>山造さん
いえいえ、私自身は品のある人間じゃないのですが(笑)
私のつくったものを上品と言ってもらえるととてもうれしいです。
街中の看板もポスターも、あまりに押し付けがましいものが多くて、ときどきうんざりしますよね。自己主張って、基本的には大事だと思うけど、みんながいつも自己主張を強要されるような世界って、やっぱり息苦しいですよね。化学調味料のような自己主張なら願い下げしたいです。私は西日本出身なのでやっぱりうどんは薄味がいいです。(なんのこっちゃ)
モリッシー
羊頭書房、たまに行きます!
え~ジャムサンドさんが看板作ったのですか?
すごいビックリですー!!
今度行ったらじっくり見てみよう(笑)
まろろん
すっごくお久しぶりです♪
mixi出来ずに、毎日バタンキューしてました。
看板もつくるんですね。
同じ人が作ったとは思えないような(笑)現代的な看板と、レトロな看板。どっちもいいですね♪
ぜひ、神保町をジェムサンドさんの看板で埋め尽くしてくださいな^^
よこやま
>モリッシーさん
あれ、うさギロでは???(笑)
モリッシ−さんも羊頭書房、お世話になっていたのですね。
幻想文学系好きな人はよく行ってるみたいですね。品揃えいいですしね。
これからもひいきにしてやってくださいね。
私の名前出しても安くなったりしませんけど(笑)
看板はそんな、じっくり見ていただくほどのものじゃないです。。。
よこやま
>まろろんさん
わっ、おひさしぶりです! お元気でしたか?
お見かけしないので、もう嫌われてしまったのかと思ってましたよ(笑)
お仕事大変なんですね。無理のないよう、仕事がんばってくださいね。
と言っても、無理なくがんばるって、難しいのですが・・・
私も仕事だけでなくいろいろやりたいことあるのですが、気持ちも時間もまったく余裕なくって。
でももうちょっと楽しい記事アップできるよう、私もがんばってみますね。
余裕できたら、またここにもぶらっと遊びにいらしてください。
モリッシー
あ、名前間違えた…(笑)
いやあ、まだ慣れてなくってー
よこやま
>モリッシーさん&うさギョロちゃん
そもそも慣れるような名前ではないような気が・・・
でもだんだんかわいい名前に思えてきましたよ(笑)
Ken E Bee
二つとも良いデザインですね。すっきりしていて。見事です。ところで、「羊頭書店」って名前、どういう由来があるのだろうか。
今度、「亀頭書店」の看板のデザインするときにはまた是非あの絵使ってください・・・・って書くと意味やばいね。
よこやま
>Ken E Beeさん
コメントどうもです。Kenさんに褒めてもらえるとうれしいです!
羊頭書房の由来・・・何なんでしょうね? 私は店主に聞いてみたことないのですが、SFと言えばってことで、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の辺りから来ているのでは?と勝手に想像しています。全然違うかもしれません。
えっ、「亀頭書店」にはやっぱりあれを使うんですか!? いいんですか!? ってなこと書いてると、ここ読んでる人達の勝手な妄想が膨らみますね(笑)
こころ
はじめまして、指圧コーラルさんのところから流れてきました。
私もお仕事で絵を描いているので(まだまだ駆け出しですが)
古本屋さんの看板のお仕事なんて、とてもうらやましいです。
本という媒体は大好きですが、こういうカタチになるお仕事もいいなぁ…としみじみ思ってしまいました。
東京にはなかなか足を運ぶ機会がありませんが、
今度行った時にはぜひ覗いてみます!
よこやま
>こころさん
はじめまして。コメントありがとうございます!
コーラルさんのブログから来てくださったのですね。
こうした人のつながり方って、楽しいですね。とてもうれしく思います。
こころさんは沖縄に住んでらっしゃるのですね。HP見に行ってきました。
優しい気持ちを持ってらっしゃる方なんだなぁと、絵から伝わってきます。
本や雑誌でのイラストのお仕事も素敵です!
私も紙媒体仕事がとても好きなのですが、こういった看板やお店のロゴをつくったりするのも、また別の楽しみがあって、実際の形になるとその度に新鮮な感動があります。自分がつくったものが、本屋さんやお店に並ぶのを見るのも、すごく楽しいですよね。
こころさんのHP、これからときどきのぞかせていただきますね。
ここにもまたぜひ遊びにいらしてください。
tai
お久しぶりです。
色んなお仕事されているんですね。
すっきりしたデザインで素敵です。
お恥ずかしい話ですが、「羊頭書房」知りませんでした。SF、ミステリ、幻想文学が好きなのに。
今度行ってみたいです。教えて頂いて有り難うございます。
まろろん
こんばんは。今、山造さんのところから、ジャムサンドさんの近所の航空写真見てやってきました。ちょっと、感動!こういうHPがあるんですね。
あ、そうそう。やだな~~
ジャムさんのこと嫌いになんかなりませんよ♪
よこやま
>taiさん
おひさしぶりです! お仕事大変そうですね。
また忙しいスケジュールに突入する前に、皆で食事しながらtaiさんのお仕事の話聞かせてもらえる時間持てるといいのですが。
「羊頭書房」は、SF・幻想系の本好きな人達の間では評判いいそうですよ。
近く行くことあったらぜひ覗いてみてくださいね。「ビブリオ」もよろしくです。
よこやま
>まろろんさん
Google Mapって面白いですよね。私も友人に教えてもらって、
いつの間にこんなことなってるの?って驚いてしまいました。
去年発表されたGoogle Earthは更にすごいらしいです!
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0506/29/news004.html
まろろんさん、お仕事で大変なこと続いていたのですね・・・。
私も最近いろいろあって、ちょっと気分が沈んでましたが、みんなにこうやって
あたたかい声かけてもらえて、がんばろうって気持ちになりましたよ。
s-kai
どちらの看板もスッキリしたデザインが素敵ですね。
扱っているジャンルにピッタリ合っている感じ。
書体もとっても好きだなあ。
「羊頭書房」の由来気になります。
羊頭狗肉から来ているのかなあ…。
そうすると、羊肉の看板を出しているのに実は犬の肉を売っていたというのが由来?
じゃあ、本当は、何を売ってるお店なんだろう(笑)。
神保町は好きな街ですが、最近行ってませんねえ。
都民になったら、久々に歩いてみようかな。私の場合は、古本よりカレーやケーキが目的だったりするんですけど。
学生の頃は「ヴィクトリア」でスキーウェアを売ったこともありました。
※なかなかコメントを残す余裕がなくて、すみませんでした。お陰様で私のパニック状態も治まってきたような気がします(笑)。
よこやま
>s-kaiさん
とてもお忙しいのに、わざわざコメントありがとうございます。。。
なんだかお仕事邪魔してしまったようで申し訳ないです。
でも動物面白写真、すごく心和みますよね(笑)
羊頭狗肉・・・学がない私ははじめて聞きました。でもすごくそれっぽく思えてきました。その指摘が仮に正解だとすると、SFや幻想文学の看板掲げてるけど、実は別の商売をやってるってことですよね(笑)。う〜ん、なんだろう? 気になります。
それにしても皆さん「羊頭書房」の由来が気になるようですね〜。「ビブリオ」の方が主体の記事だったはずなんですが(笑)。まぁ、ここ見てる人達はあんまりスポーツに関心ない人が多そうだからなぁ。
神保町・・・確かに私もカレーを連想してしまいます。餃子屋さんも有名なところがあるんですよね。って、いつも食べもののことばかり考えてる自分です。。。
ロッキー
はじめまして、印刷営業の検索からやってまいりましたロッキーと申します。
私も印刷の営業マンなので、読んでいてとても面白いですね!
また寄らせて頂きます!
よこやま
>ロッキーさん
はじめまして。コメントありがとうございます!
「印刷営業」のキーワードで来てくださったのですか???
不思議なご縁でつながって、とてもうれしく思います。
ロッキーさんは印刷の営業マンなんですね。
私が営業やってたのは前の会社にいた時で、結構前のことなので、
実際の現役の方に文章読んでいただくのは、非常に恐縮です・・・。
最近の印刷事情にだんだん疎くなってるので、
何か間違ったこと私が言ってるようでしたら正してやってください。
またぜひ遊びにいらしてください!