会社勤めの方たちにとって、月末は特別な感慨があると思います。ひと月の仕事を乗り切った安堵感と達成感は、何にも代え難い喜びであることでしょう。その仕事の対価としての給料を受け取って、仲間たちと飲みに行ったりする時間は、本当に楽しいひとときですよね。私も会社勤めの人間でしたから、その毎月のメリハリが、苦しくもあり喜びでもある感触をよく知っているつもりでいます。
一方、自営業を営んでいる人間にとって、月末は間違いなく…恐ろしい時間です(笑)。何故って、たくさんの支払いごとに追われるから。毎日がんばって、がんばって、休みなくがんばって、やっとお客さんからの入金を受け取ったのも束の間、業者さんへの支払いをごとをこなしていくとあっという間に手元からお金はなくなって、寂しい現実に直面してしまう、というわけなんですねぇ。
月末と月初。お金が入ってくる機会を持つ人と、お金が出て行く機会を持つ人と、それぞれ違う現実感を抱いてるんだろうなぁ、と思います。どちらがいいとか悪いとか、そんな次元の話をするつもりはないのですが、会社勤めの方たちの想像以上に、とにかく自営業の人間にとって月末はひじょ〜〜にコワイ時間なわけです。どうやって今月のやりくりをしようかと、、そんなことばかり考えて月の半分が過ぎてしまいます。胃の痛くなる時間を何夜も越えて、そしてどうにか苦しい月末が過ぎ新しい月を迎えることができると、「あぁ、生きていられてよかたなぁ…」と深いため息をつくことができるのです。何を大げさな…とお思いな方もいるでしょうが、多くの自営業者にとって、この感覚はきわめてリアルなものなんですよね〜。このスリルと緊張感が、ひとつの喜びになっている、という気がしないでもないのですが(笑)
またどうにか苦しい月末を乗り切ることができました。たくさんの方に感謝です。。。
せいじ
本屋の月末も恐ろしいものがありました。
ミナ
私も小さな会社に勤めているので、会社の財政はリアルに感じ取れてしまいます。現在3人の会社なので、正直経営に対しても真剣にボスと議論をします。「それぞれの明日のメシ」が日々の業務にかかっているので、みんなホント真剣で「生きてる」感がありますよ!
スリルたっぷりというと楽しそうな感じですが、常に何か逼迫した心境にいるというのも事実です。それでもお金や人とのつながりに大きな価値を見出せる点で、今の環境にいられて幸せだなぁと思います。
なんだか今日は「人という字は・・・」という金八先生の言葉が聞こえてくるような気分です(笑)
よこやま
>せいじさん、ミナさん、コメントありがとうございます。
そうですね〜。会社でも月末はそれぞれ大変なんですよね。自営業の立場の気持ちばかりを言葉にしてしまいましたが、それも独りよがりだったなぁと反省しています。。。。
どこにいたって、何をやってても、お金の問題って本当に切実で神経すり減らしますよね。でもミナさんが言ってくれた通り、お金が絡む実質的な付き合いだからこそ深まったり広がったりする人のつながりもありますよね。これをやらなければ明日食べていけないんだ〜って切実な思いがあってこそ、真剣に目の前の仕事に向き合えたり。そういうこと全体を楽しんでいける気持ちの余裕を大事にしたいな〜といつも思ってます。
って、それがなかなかうまくできなくって困るのですが(笑)